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小児医療連載コラム “いざというときにあせらない”こどもの病気とケア

第19回  ジュクジュクした傷、それって「とびひ」かも?

とびひはこどもでよくみられる皮膚疾患で、正式名称は「伝染性膿痂疹」といいます。

 


あせも、虫刺され、湿疹などをひっかいたり、転んでできた擦り傷を触ってしまうことで手についている細菌が付着して二次感染を起こすために生じます。

 


鼻の穴の入り口には様々な細菌が常在しており、またこどもがよく触るところでもあるので、鼻の周囲からとびひがはじまることもよくあります。

 


こどもの場合には水疱を形成するとびひが多く見られます。

治療は抗生剤入りの軟膏を塗布することと触らないように被覆材(傷部分を湿潤環境に保つ絆創膏)

でしっかりと覆うことが大事です。

重症の場合には抗生剤の内服を併用します。

 


とびひになってしまったところは清潔を保つことが大事ですので、入浴をさせ、石けんをつけて洗いましょう。

兄弟がいる場合には最後に入浴させるとよいですね。

 


他人にうつす可能性があるので、とびひが治癒するまでプールは禁止です。

登園、登校は被覆材でとびひを覆うことができれば問題ありません。

 

 

 

医療法人社団育心会
やまだこどもクリニック 
院長 山田慎一

https://www.yamadakodomo-clinic.com/

 

※2020年8月7日掲載

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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