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小児医療連載コラム “いざというときにあせらない”こどもの病気とケア

第31回  感染性胃腸炎


感染性胃腸炎

 

多くの場合、こどもの胃腸炎は感染性胃腸炎です。

 

胃腸炎で受診をされたお子さんの親御さんから「感染性胃腸炎ですか?」と聞かれることがありますが、胃腸炎が流行している時期に胃腸炎の症状を呈しているお子さんは、状況証拠で「感染性胃腸炎ですね」と説明しています。

 

感染性胃腸炎の原因ウイルスとして

 

・ノロウイルス

・ロタウイルス

・アデノウイルス

 

が有名で、その3つは検査する簡易キットがありますが、それ以外のウイルスでも感染性胃腸炎を生じることがあり、検査をしても感染性胃腸炎かどうかはわかりません。

 

ノロウイルスは冬季に、ロタウイルスは春先に流行することが多いです。

感染性胃腸炎の症状は嘔吐、下痢ですが、片方しか症状がでないこともよくあります。

 

感染性胃腸炎はウイルス感染症なので特効薬のようなものはなく、整腸剤や吐き気止めなどの対処療法となりますが、残念ながらあまり効果的ではありません。

 

当院では吐き気止めとして五苓散という漢方薬を注腸(お湯に溶いて肛門から注入する)しており、こちらは注腸後に嘔吐するお子さんはほとんどいません。


夜間に嘔吐が始まった場合、あまり水分を摂らせないようにしましょう。

 

あわてて夜間急病診療所に連れて行っても特効薬がないので、あまり意味がありません。

 

お子さんが嘔吐すると、脱水にならないようにとあわてて水分を摂らせようとする親御さんがいますが、脱水というのは嘔吐することによって胃液中に含まれている電解質(ナトリウムなど)が喪失することによって進行するものであり、嘔吐しなければ一晩で脱水が進行することはありません。

 

口渇の訴えが強い場合には水分(できればOS-1などのイオン飲料)を舐めるように少量ずつ与えるようにして、翌日かかりつけ医を受診しましょう。

 

 

医療法人社団育心会
やまだこどもクリニック 
院長 山田慎一

https://www.yamadakodomo-clinic.com/

 

※2020年11月6日掲載

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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